顎ニキビの皮膚科治療には…

大人ニキビの定番とも呼ばれている「顎ニキビ」。
治したいと思っている人は多いものの誰にでも出来てしまうものだからと
軽く考えられてしまうことも多いそうです。

 

アンケート調査の結果ではニキビを見つけた場合、そのまま放置する人が2割、
自力で何とかしようとケアする人が5割ほど、専門の医療機関で受診する人は
たったの1割程度という回答だったそうです。

 

確かに重大な病気とは言えないニキビですが、そのまま放置して悪化させた場合、
ニキビ跡が消えず、一生残ってしまうこともあるので後々後悔しないように注意することが必要です。

 

 

医療機関では、ニキビ治療と一言でいっても、その種類、進行状況、
患者の体質といったものによって様々な治療方法が用意されているそうです。
皮膚科でどのような顎ニキビの治療が行われているのかご紹介してみましょう。

 

 

塗り薬

一番簡単に行える治療方法である塗り薬。
多くの場合で保険適用が効く塗り薬でのニキビ治療、治療費を抑えることが出来るので便利です。

 

塗り薬では「イオウ製剤」が古くから使われてます。
イオウ製剤は洗浄力、殺菌力に優れていてニキビ予防、炎症を抑えてくれる効果があります。

 

予防や炎症を抑えるだけでなく、古い角質を柔らかくして毛穴に詰まっている角質をはがし、
肌の生まれ変わりを促進してくれる働きもあります。

 

 

イオウ製剤以外では「ディフェリンゲル」という塗り薬も使われています。
この塗り薬は海外ではずいぶん前からニキビ治療に使用されていたもので、
毛穴を塞ぐ角質を除去する効果があります。

 

初期のニキビだと悪化することがなく、繰り返しのニキビに困っている場合にも再発を防いでくれます。

 

 

飲み薬

敏感肌の人やアレルギーといった問題があり、
塗り薬が使えないという場合に処方されることが多いのが飲み薬です。

 

飲み薬は抗菌薬なので、体の免疫力を高めてくれて炎症を起こしにくく、
ニキビが出来にくい状態にすることが出来ます。

 

抗菌薬には菌の増殖を抑える作業が主な「マクロライド系」、
菌を殺す作用が主な「セフェム系」という種類のものがあります。

 

病原菌の発育抑制、殺菌の仕組みは様々で、使われる薬は種類が違っていても
同じような成分の塗り薬があることも多いです。

 

 

理学療法

保険が適用されないので高額になりやすいというデメリットがある場合が多いですが
理学療法による施術もあります。
これはニキビ以外の幅広い多くの肌トラブルなどにも有効なものが多いです。

 

炎症が起きる前の、初期段階のニキビに効果的な施術で、
「面皰圧出」と呼ばれる専用器具を使い、毛穴に詰まっているニキビの芯を取り除くという施術があります。
ただし、これはニキビを「潰す」ということなので施術後の十分なケアが必要になります。

 

 

肌の生まれ変わりを促すことでニキビ予防や改善する施術では、
「ケミカルヒーリング」という特殊な薬剤を使用して行うものがあります。

 

シワやたるみなどといったニキビ以外の肌トラブルでの治療にも行われています。

 

 

そのほかにも「イオン導入」というものがあります。
微弱電流を流す施術で、有効成分を真皮層にまで浸透させる施術です。

 

ビタミンC誘導体、保温成分をしっかり肌の奥にまで浸透させることで、
肌のバリア機能が整い、ニキビなどに対する抵抗力を強くしてくれます。

 

この「イオン導入」は単体で行うよりも「ケミカルヒーリング」の後に行うことでより効果的になるそうです。
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